日本でも開催されているF1のGPですが、思い切ってオーストラリアで開催されるGPに観戦に行ってみたいという方に、まずは観戦に行くなら持っていきたい必需品をご紹介します。観光地としても人気のオーストラリアですが、毎年F1のGP大会が行われる3月は日中の気温が20~25度前後と比較的過ごしやすい気候です。時間帯によっては20度を下回ったり、30度近くになったりと気温の変化も大きいので、上着やパーカーなど調節できる服を持参することをおすすめします。雨が降る可能性もあるので、天候の急な変化にも対応できるよう雨具や雨よけに使用できるビニール袋などもあると便利です。またレース場のゲートを通る際や観戦エリアへの入場・再入場の際にはチケットの提示が必要なため、パスケースの持参がおすすめです。パスケースがあるとチケットを探す手間も省けて、出し入れによる紛失なども防ぐことができます。
オーストラリアでのF1のGPの気になる日程は
オーストラリアで開催された2018年のF1のGPは、3月23~25日の3日間の日程で行われました。フリー走行は現地の夏時間で3月23日の12時から1回目、16時から2回目、翌日の24日14時から3回目のレースが開催されました。続く予選は、フリー走行3回目が行われた同日の24日17時から、決勝は最終日25日16時10分からスタートしました。気になる2019年のF1のGP開催日程は例年よりも早く始まります。過去2年は3月の下旬に開催されていたオーストラリアでのGPですが、2019年は3月17日から開催される予定です。同時期に予定されているフットボールリーグの開催期間やムンバフェスティバルとの兼ね合いで日程が早まり、例年よりも早いF1シーズンの幕開けとなります。来年のオーストラリアでのGPは、大会開催期間中の来場者数の目標を29万5,000人に増やす見込みで、ますます盛り上がりが期待されます。
オーストラリアで開催されるF1のGPのコースの特徴
オーストラリアのF1のGPが開催される会場は、ビクトリア州のメルボルンに位置するアルバート・パーク・サーキットです。公道を走るコースで全長は5,303km、コーナー数は16、1996年からF1 のGP開催地として使用されています。タイトな形状のコーナーが少ないサーキット場で、直線的加速とハードブレーキングが求められるストップ&ゴーと呼ばれるタイプのコースです。またコーナーの出口を通過する際にはブレーキ性能の安定度、トラクション性能も必要とされるサーキット場です。特徴的なのは各コーナーに設けられた観客席の名前です。歴代の名だたるドライバー達の名前が付けられた観客席は、観戦に訪れたF1ファンの熱気をさらに高めてくれます。GPでは周回数58周、時計回りの周回方向で争われ、後続のドライバーに対しての加速を支援することを目的に導入されたDRSゾーンが2018年から3箇所に増設されています。